2023年11月17日
今週の注目感染症
2023年第45週(11月6日~11月12日)
●インフルエンザ
全県で罹患数2,518、定点当たり18.12の患者発生があり、前週の23.3から減少した。
定点当たりは、東部地区で20.68、中部地区で13.14、西部地区で19.83の発生があった。
西部地区は、前々週から警報レベルの開始基準値30を超えていたが、今週は30を下回った。
●新型コロナ
全県で罹患数222、定点当たり1.6の患者発生があり、前週の2.14から減少した。
定点当たり東部地区で2.42、中部地区で1.12、西部地区で 1.15の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数283、定点当たり3.18の患者発生があり、前週の2.54から増加した。
定点当たり東部地区で3.41、中部地区で2.63、西部地区で3.43の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数254、定点当たり2.85の患者発生があり、前週の2.13から増加した。
定点当たり東部地区で3.88、中部地区で1.81、西部地区で2.7の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数155、定点当たり1.74の患者発生があり、前週の1.07から増加した。
定点当たり東部地区で1.59、中部地区で1.22、西部地区で2.37の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数27、定点当たり0.3の患者発生があり、前週の0.33から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で0.56、中部地区で0、西部地区で0.3の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は17.35で前週の21.13から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は38から37に、注意報レベルの保健所を有する都道府県は47から46にそれぞれ減少した。
・静岡県において第45週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (18.12) 、2)感染性胃腸炎 (3.18)、3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.85)、4)咽頭結膜熱 (1.74)、5)新型コロナ (1.6)、6)流行性角結膜炎(1.14)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年11月17日更新)