2023年04月21日
今週の注目感染症
2023年第15週(4月10日~4月16日)
●インフルエンザ
全県で罹患数298、定点当たり2.16の患者発生があり、県下全地区で前週より増加した。
定点当たり東部地区で2.98、中部地区で1.50、西部地区で1.83の発生があり。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数281 、定点当たり3.19の患者発生があり、前週から増加した。
定点当たり東部地区で2.81、中部地区で2.48、西部地区で4.13の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数31、定点当たり0.35の患者発生があり、前週の0.36から減少した。
定点当たり東部地区で0.13、中部地区で0.19、西部地区で 0.73の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数28、定点当たり0.32の患者発生があり、前週の0.30から増加した。
定点当たり東部地区で0.22、中部地区で0.48、西部地区で 0.27の患者が発生した。
・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は2.16で前週の2.77から減少した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は8に減少した。
・静岡県において第15週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(3.19)、2)インフルエンザ(2.16)、3)RSウイルス感染症(0.35)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 (0.32)、5)咽頭結膜熱(0.25)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年4月21日更新)