2024年01月26日

今週の注目感染症 
2024年第3週(1月15日~1月21日)

●インフルエンザ
全県で罹患数2,088、定点当たり15.02の患者発生があり、前週の13.84から増加した。
定点当たりは、東部地区で18.42、中部地区で11.14、西部地区で14.87の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数2,128、定点当たり15.31の患者発生があり、前週の11.35から増加した。
定点当たり東部地区で20.28、中部地区で12.9、西部地区で 12.17の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数492、定点当たり5.53の患者発生があり、前週の4.44から増加した。
定点当たり東部地区で5、中部地区で5.07、西部地区で6.5の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数318、定点当たり3.57の患者発生があり、前週の2.49から増加した。
定点当たり東部地区で5.13、中部地区で2.19、西部地区で3.17の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数109、定点当たり1.22の患者発生があり、前週の1.11から増加した。
定点当たり東部地区で2.25、中部地区で0.67、西部地区で0.63の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は17.72で前週の12.99から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は46から44に減少、注意報レベルの保健所を有する都道府県は40から43に増加した。
・静岡県において第2週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (15.31)、2)インフルエンザ (15.02) 、3)感染性胃腸炎 (5.53)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(3.57)、5)咽頭結膜熱 (1.22)、6)流行性角結膜炎(0.59)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年1月26日更新)