2023年05月05日

今週の注目感染症 
2023年第17週(4月24日~4月30日)

●インフルエンザ
全県で罹患数295、定点当たり2.12の患者発生があり、県全体では減少した。
定点当たりは、東部地区で2.69、中部地区で1.86、西部地区で1.81の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数397 、定点当たり4.51の患者発生があり、前週の4.64からやや減少した。
定点当たり東部地区で3.39、中部地区で2.33、西部地区で7.63の患者が発生した。

●RSウイルス感染症
全県で罹患数50、定点当たり0.57の患者発生があり、前週とほぼ変らずであった。
定点当たり東部地区で0.35、中部地区で0.07、西部地区で 1.23の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数37、定点当たり0.42の患者発生があった。
定点当たり東部地区で0.19、中部地区で0.81、西部地区で 0.30の患者が発生した。

・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は2.24で前週の2.51から減少した。
 警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は11に減少した。
・静岡県において第17週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(4.51)、2)インフルエンザ(2.12)、3)RSウイルス感染症(0.57)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 (0.42)、5)突発性発疹(0.35)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年5月9日更新)