2023年06月16日

今週の注目感染症 
2023年第23週(6月5日~6月11日)

●ヘルパンギーナ
全県で罹患数478、定点当たり5.37の患者発生があり、前週の3.10から増加した。
定点当たり東部地区で5.44、中部地区で5.74、西部地区で4.97の患者が発生した。
なお、流行の警報レベルの開始基準値は6です。

●新型コロナ
全県で罹患数524、定点当たり3.77の患者発生があり、前週の3.60からやや増加した。
定点当たりは、東部地区で6.06、中部地区で2.40、西部地区で2.55の発生があった。

●インフルエンザ
全県で罹患数189、定点当たり1.36の患者発生があり、前週の2.22から減少した。
定点当たりは、東部地区で1.04中部地区で1.95、西部地区で1.17の発生があった。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数558 、定点当たり6.27の患者発生があり、前週の5.84から増加した。
定点当たり東部地区で5.44、中部地区で5.07、西部地区で8.23の患者が発生した。

●RSウイルス感染症
全県で罹患数204、定点当たり2.29の患者発生があり、前週の1.85から増加した。
定点当たり東部地区で2.69、中部地区で1.19、西部地区で2.87の患者が発生した。

・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.36で前週の1.52から減少した。
 警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は3から3で変更なしであった。
・静岡県において第22週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(6.27)、2)ヘルパンギーナ (5.37)、3)、新型コロナ (3.77)、4)RSウイルス感染症 (2.29)、5)インフルエンザ(1.36)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年6月16日更新)