2023年12月01日
今週の注目感染症
2023年第47週(11月20日~11月26日)
●インフルエンザ
全県で罹患数4,303、定点当たり30.96の患者発生があり、前週の21.98から増加した。
定点当たりは、東部地区で43.94、中部地区で21.05、西部地区で26の発生があった。
全県で、警報レベルの開始基準値30を超えた。
●新型コロナ
全県で罹患数287、定点当たり2.06の患者発生があり、前週の1.6から増加した。
定点当たり東部地区で2.94、中部地区で1.55、西部地区で 1.6の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数364、定点当たり4.09の患者発生があり、前週の3.81から増加した。
定点当たり東部地区で4、中部地区で2.56、西部地区で5.57の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数288、定点当たり3.24の患者発生があり、前週の2.8から増加した。
定点当たり東部地区で4.06、中部地区で2.22、西部地区で3.27の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数151、定点当たり1.7の患者発生があり、前週の1.72から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で1.47、中部地区で1.81、西部地区で1.83の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数30、定点当たり0.34の患者発生があり、前週の0.35から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で0.75、中部地区で004、西部地区で0.17の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は28.3で前週の21.66から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は42から44に増加、注意報レベルの保健所を有する都道府県は46から44に減少した。
・静岡県において第47週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (30.96) 、2)感染性胃腸炎 (4.09)、3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(3.24)、4)新型コロナ (2.06)、5)咽頭結膜熱 (1.7)、6)流行性角結膜炎(0.73)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年12月1日更新)