2023年04月28日
今週の注目感染症
2023年第16週(4月17日~4月23日)
●インフルエンザ
全県で罹患数353、定点当たり2.56の患者発生があり、県下全地区で前週より増加した。
定点当たり東部地区で3.69、中部地区で1.48、西部地区で2.34の発生があり。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数408 、定点当たり4.64の患者発生があり、前週から増加した。
定点当たり東部地区で4.10、中部地区で2.63、西部地区で7.00の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数51、定点当たり0.58の患者発生があり、前週の0.35から増加した。
定点当たり東部地区で0.23、中部地区で0.15、西部地区で 1.33の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数27、定点当たり0.31の患者発生があった。定点当たり東部地区で0.23、中部地区で0.48、西部地区で 0.23の患者が発生した。
・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は2.51で前週の2.16から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は12に増加した。
・静岡県において第16週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(4.64)、2)インフルエンザ(2.56)、3)RSウイルス感染症(0.58)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 (0.31)、5)無菌性髄膜炎(0.30)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年4月28日更新)