2024年02月23日

今週の注目感染症 
2024年第7週(2月12日~2月18日)

●インフルエンザ
全県で罹患数1,802、定点当たり12.96の患者発生があり、前週の13.84から減少した。
定点当たりは、東部地区で11.94、中部地区で8.36、西部地区で18.17の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数1,770、定点当たり12.73の患者発生があり、前週の17.66から減少した。
定点当たり東部地区で16、中部地区で10.43、西部地区で 11.32の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数453、定点当たり5.09の患者発生があり、前週の5.78から減少した。
定点当たり東部地区で5.84、中部地区で4.04、西部地区で5.23の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数260、定点当たり2.92の患者発生があり、前週の4.09から減少した。
定点当たり東部地区で4.53、中部地区で1.33、西部地区で2.63の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数76、定点当たり0.85の患者発生があり、前週と変化なしであった。
定点当たり東部地区で1.44、中部地区で0.56、西部地区で0.5の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は20.64で前週の23.93から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は41で前週と変わらず、注意報レベルの保健所を有する都道府県は42から44に増加した。
・静岡県において第7週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (12.96)、2) 新型コロナ (12.73)、3)感染性胃腸炎 (5.09)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.92)、5)咽頭結膜熱 (0.85)、6)マイコプラズマ肺炎(0.4)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年2月22日更新)