2023年05月26日
今週の注目感染症
2023年第20週(5月15日~5月21日)
●COVID-19(新型コロナウイルス感染症)
全県で罹患数331、定点当たり2.38の患者発生があり、前週の2.09から増加した。
定点当たりは、東部地区で3.64、中部地区で1.55、西部地区で1.79の発生があった。
●インフルエンザ
全県で罹患数242、定点当たり1.74の患者発生があり、前週の0.93から増加した。
定点当たりは、東部地区で2.14、中部地区で0.86、西部地区で2.11の発生があった。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数565 、定点当たり6.35の患者発生があり、前週の4.58から増加した。
定点当たり東部地区で6.31、中部地区で4.48、西部地区で8.07の患者が発生した。
●RSウイルス感染症
全県で罹患数74、定点当たり0.83の患者発生があり、前週の0.52から増加した。
定点当たり東部地区で0.94、中部地区で0.30、西部地区で 1.20の患者が発生した。
●ヘルパンギーナ
全県で罹患数111、定点当たり1.25の患者発生があり、前週の0.18から増加した。
定点当たり東部地区で1.19、中部地区で1.37、西部地区で 1.20の患者が発生した。
・風疹、麻疹とも患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は1.89で前週の1.36から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は4から11に増加した。
・静岡県において第20週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)感染性胃腸炎(6.35)、2)COVID-19 (2.38)、3)インフルエンザ(1.74)、4)ヘルパンギーナ (1.25)、5)RSウイルス感染症 (0.83)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年5月26日更新)