2023年10月13日
今週の注目感染症
2023年第40週(10月2日~10月8日)
●新型コロナ
全県で罹患数735、定点当たり5.29の患者発生があり、前週の9.65から減少した。
定点当たり東部地区で6.32、中部地区で3.86、西部地区で 5.47の患者が発生した。
●インフルエンザ
全県で罹患数1,401、定点当たり10.08の患者発生があり、前週の9.6から増加し、注意報レベルの基準値10.0を超え、注意報レベルに達した。
定点当たりは、東部地区で12.08、中部地区で7.57、西部地区で10.19の発生があった。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数201、定点当たり2.26の患者発生があり、前週の3.01から減少した。
定点当たり東部地区で2.13、中部地区で2.15、西部地区で2.5の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数114、定点当たり1.28の患者発生があり、前週の1.09から増加した。
定点当たり東部地区で1.66、中部地区で0.81、西部地区で1.3の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数108、定点当たり1.21の患者発生があり、前週の0.89から増加した。
定点当たり東部地区で0.88、中部地区で0.81、西部地区で1.93の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数65、定点当たり0.73の患者発生があり、前週の0.79から僅かながら減少した。
定点当たり東部地区で1.13、中部地区で0、西部地区で0.97の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は9.99で前週の9.57から増加した。
警報及び注意報レベルの保健所を有する都道府県は42から44に増加した。
・静岡県において第40週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (10.08) 、2)新型コロナ (5.29)、3)感染性胃腸炎 (2.26)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.28)、5)咽頭結膜熱 (1.21)、6)手足口病(0.73)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年10月15日更新)