2023年12月08日
今週の注目感染症
2023年第48週(11月27日~12月3日)
●インフルエンザ
全県で罹患数3,730、定点当たり26.83の患者発生があり、前週の30.96から減少した。
定点当たりは、東部地区で38.2、中部地区で21.12、西部地区で19.85の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。
●新型コロナ
全県で罹患数388、定点当たり2.79の患者発生があり、前週の2.06から増加した。
定点当たり東部地区で4.08、中部地区で2.07、西部地区で 2.06の患者が発生した。
●感染性胃腸炎
全県で罹患数459、定点当たり5.16の患者発生があり、前週の4.09から増加した。
定点当たり東部地区で5.19、中部地区で3.93、西部地区で6.23の患者が発生した。
●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数293、定点当たり3.29の患者発生があり、前週の3.24から僅かながら増加した。
定点当たり東部地区で4.03、中部地区で2.78、西部地区で2.97の患者が発生した。
●咽頭結膜熱
全県で罹患数174、定点当たり1.96の患者発生があり、前週の1.7から僅かながら増加した。
定点当たり東部地区で2.25、中部地区で2、西部地区で1.6の患者が発生した。
●手足口病
全県で罹患数21、定点当たり0.24の患者発生があり、前週の0.34から減少した。
定点当たり東部地区で0.41、中部地区で0、西部地区で0.27の患者が発生した。
・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は26.72で前週の28.3から減少した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は44から45に増加、注意報レベルの保健所を有する都道府県は44のままで推移した。
・静岡県において第48週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (26.83) 、2)感染性胃腸炎 (5.16)、3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(3.29)、4)新型コロナ (2.79)、5)咽頭結膜熱 (1.96)、6)流行性角結膜炎(0.41)であった。
【静岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年12月8日更新)